イボができたらすぐ皮膚科へ受診しよう

こんにちは、のんしんです。

この記事では、「イボができたらすぐ皮膚科へ受診しよう」をテーマに書いています。

イボとは、皮膚にできる小さな隆起(できもの)のことです。主にヒトパピローマウイルス(HPV) というウイルス感染によって発生します。

このイボですが発生しても放置される方が結構多いらしく、私もそのうちの一人でした。

そして放置していたことにより、後々後悔をすることが多々あり今回はその経緯をお伝えし、少しでも私のような後悔をする人が少なくなればいいなと思います。

あくまで私のイボ治療の経過とお話になりますのでご了承ください。

イボ治療に至るまで

私の場合ですがイボが発生してから治療に至るまで約1年以上経っていました。なぜその間治療に至らなかったのかというと、特に生活上困らなかったからです。初めは1~2㎜くらいのイボが、右足裏中指の付け根あたりにできていたのですが、特に痛みやかゆみもなく「何かできものがあるな」くらいの気持ちでした。その時はイボという認識はありませんでした。それが徐々に大きくなり、また別の個所(最終的に右足裏に6か所、右足中指に1か所、左足裏に1か所、左手親指の爪に1か所)にもイボが発生してきました。それでも大きな痛みやかゆみはなく、違和感があるくらいの気持ちだったので受診には至りませんでした。

そんな時に次女(小1)の右手親指に2㎜くらいのできものができて、皮膚科に連れて行く機会がありました。時間もあったのでこの機会に、自分のできものも見てもらおうと思い一緒に皮膚科の予約をしました。

そして診察を受けた結果、次女と私ともにイボの診断を受けました。

液体窒素治療が激痛

ここからがイボ治療を早期にしなかった後悔についてのお話です。

皮膚科へ受診した次女と私ですが、医師よりイボなので治療をした方がいいと話をいただきました。私としては治るならと即治療を承諾しましたが、ここからが大変だったのです。次女と私は液体窒素治療(冷凍凝固法)と呼ばれる治療を行うことになりました。イボ治療の中で一般的な治療らしく、マイナス196℃の液体窒素を患部に当て細胞を凍結・壊死させることでイボを治療するそうです。その結果患部の細胞が剥がれ落ち、下から正常な皮膚が構成されるそうです。

次女は右手親指に1か所、私は計9か所液体窒素を患部に当てました。綿棒のようなもので液体窒素を医師が患部に数回当てていくのですが、これが本当に痛いのです。例えるなら焼きごてを皮膚に当てられる感じです(焼きごてを皮膚に当てたことはないですが)。とにかく非常に痛いのですが私の場合これを9か所行うのです。次女が隣にいる手前、声には出しませんでしたがずっと唇をかみしめ我慢していました。次女も液体窒素治療中はぐっと我慢していたのでとても感心しました。

なんとか液体窒素治療が終わりましたが、患部は痛いままです。私の場合足裏にイボができていたので、足を引きずるレベルでした。幸い左足裏はイボが1か所で小さ目だったので痛みは少なく、右足を引きずりながら歩くことはできました。

そして医師から「この後お父さんも娘さんもイボのところに水ぶくれができる。それが破れてかさぶたになってくる。そのかさぶたも自然にはがれるからそうしたら治療は終わるよ。」と話があり安心していました。

ただその後衝撃の一言がありました。続けて医師は「ただお父さんの場合は、かなりひどい状態だから1回の治療で治らないと思われる。もう一度治療が必要かもしれないし、半年くらいかかるかもしれない。また1か月後状態を見せてください」と話があり衝撃を受けました。

この激痛がまたあるだと。それは本当にきつい。正直放置していた自分が悪いのですが、まさかこんなにも治療がきついとは思わなかったです。

そして私は痛みを我慢しながら次女と帰宅しました。

水ぶくれができるまでの激痛

帰宅しご飯を食べ、シャワーを浴びましたが相変わらず痛みが強い。患部に何も触れていなくても痛いのです。夜寝る時も痛みで何度も起きその日はあまり寝付くことができませんでした。翌日になっても痛みは引かず、相変わらず足を引きずる状態。何とか痛みを我慢しつつ仕事をしましたが、なかなか大変でした。この状態が5日ほど続きました。その後少しずつ患部に水ぶくれができ、同時に痛みが和らいできました。1週間ほどすると多少痛みはありましたが、なんとか日常生活ができるくらいには回復しました。水ぶくれも自然に破れ薄いかさぶたができ、そのかさぶたも3週間ほどすると剥がれました。このころにはほぼ痛みはない状態でしたが、かさぶたが剥がれた皮膚の状態は、イボがまだ残っている状態でした。

そして受診から1か月後次女とともに再診をしました。

2度目の激痛ときつい治療経過

再診の結果私のイボは治りきっておらず、再度液体窒素治療が必要となりました。次女はというと、皮膚状態もきれいでイボがしっかりとれていましたので完治となりました。

そして再びベッドに寝転がり2度目の液体窒素治療開始。前回と変わらずめちゃくちゃ痛い。激痛と戦い液体窒素治療が終わりましたが、患部は痛いままです。

医師からは「前回よりも良くはなっているからこれで終わるといいね。ただかなりひどい状態だったから、今回の治療でも終わらないかもしれない」との事でした。

薄々覚悟していましたが、また痛みと戦うのかと思うと落ち込みます。受診後は前回の経過を話し痛み止めを処方してもらいました。そしてその痛み止めを服用しましたが、正直痛みが治まっている感じはなく前回同様5日ほどは足を引きずる状態でした。ちなみに2回目治療後の状態がこちらです。

結局同じイボ治療でも、発生してすぐに受診した次女は治療が1回で終わっています。しかも1回目の治療でも、痛みも小さく持続もしませんでした。対する私は放置していたことで患部が広範囲となり、その分痛みも大きく持続しています。

イボ治療後の予定は慎重に決めよう

イボ治療後は激痛を伴い、日常生活がままならないこともあります。実際に私もそうでしたが、走ったりすることは数日間痛みで難しい状態でした。そのためイボ治療を考えている方は、その後どこかに出かけたり、運動をしたりすることを控えたほうが良さそうです。どうしても外せない場合は、イボ治療より前に予定を入れておいた方が無難だと思います。

ここまで記事をお読みいただきありがとうございます。実はこの記事を書いているときはまだイボの治療中(2回目)で完治はしていません。まだ3回4回と同じ治療をするのかもしれません。ただ一つ言えることは、イボができたらすぐに皮膚科受診をした方がいいという事です。笑えないくらいイボ治療は痛みを要するのです。日常生活も数日間は大変な状態になります。今回のイボ治療を通して、イボをなめてはいけないと強く感じました。

イボでなくても身体に少しでも気になるできものがある方。痛み等がなくても早めの受診をした方が良いかと思います。

後々私のように後悔する方が少しでも減ると嬉しいです。

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