保育士試験を独学で一発合格した方法-筆記試験編

こんにちは、のんしんです。

この記事では、「保育士試験を独学で一発合格した方法-筆記試験編」をテーマに書いています。

保育士という資格について、昨今人材不足から需要が高まってきています。この資格を取得しようと考えている方も少なくありません。

私も令和6年度後期保育士試験を受け、一発合格することができました。対策方法としては、通信講座や講習などは受けず独学で合格しています。

保育士を取りたいけれども費用を抑えたいと思われる方もいると思います。また独学は対策時間のスケジュールも組みやすいというメリットもあります。その反面自分で対策方法を確立させていく必要性があるので、不安も生じやすくなります。

今回は保育士試験を独学で合格したいと考えている方に向け、私がどのような対策をして保育士試験を一発合格したかをお伝えします。ぜひ最後までお読みいただけると嬉しいです。

また保育士試験は筆記試験と実技試験があります。今回は筆記試験についてお伝えします。

実技試験に関しては別記事「保育士試験を独学で合格した方法-実技試験編(造形)」及び「保育士試験を独学で合格した方法-実技試験編(言語)」を参考にしていただけますようお願いします。

※実技試験では音楽も選択できますが、私は音楽の試験を経験していません。そのため情報をお伝えすることは困難であると思い、記事にはしていませんのでご了承ください。

筆記試験対策は「科目数×20時間」を目安

筆記試験を受ける方は、どのくらい勉強すると合格できるか気になるところだと思います。対策時間は「科目数×20時間」を目安にすると良いかと思います。筆記試験は全9科目あります。基本的には9科目を受けますが、科目の免除がある方もいます。私も免除があり筆記試験を受ける際、「社会福祉士」という資格を取得していたので、3科目免除(社会的養護・子ども家庭福祉・社会福祉)となっていました。そのため筆記試験で受験した科目は6科目でした。

免除制度については一般社団法人全国保育士養成協議会のホームページをご確認ください☟

一般社団法人全国保育士養成協議会

そのため私は6科目の試験対策をし、合格した時間1200時間でした。つまり1科目当たり20時間となります。免除なしで受験する場合は「9科目×20時間=180時間」が目安になります。

私の試験結果はこちらです。

ボーダーギリギリの科目もありますが、平均して約75点と得点には余裕があると思います。

これからスケジュールを立てられる方はまず「科目数×20時間」目安に組むといいと思います。

必要なものはテキスト+過去問(予想問題)+YouTube

私の試験対策で使用したものは、①テキスト ②過去問+予想問題集 ③YouTubeです。各使用方法は以下の通りです。

1.テキスト

筆記試験はテキストの購入をおすすめします。初めにざっくりと読むことで、大まかな出題範囲を捉えることができます。ざっくりと読むことがポイントで、ここでは覚えようとしなくても大丈夫です。私の使用したテキストのリンク先を紹介します☟

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2026年版 ユーキャンの保育士 速習テキスト(下) (ユーキャンの資格試験シリーズ) [ ユーキャン保育士試験研究会 ] 楽天で購入

小冊子が付録としてあり、付録は個人的にかなり役に立ちました。小冊子の内容は実際の試験にも多く出題されていました。またテキストは上と下があります。自分の受ける科目を確認し、その範囲のテキストを購入してください。

またテキストは毎年変更がありますので、最新のものを用意しましょう。

2.過去問+予想問題集

筆記試験対策の中心となるのが過去問です。ひたすら解き進め、90~100%理解ができるようにします。解説も読み込み、なぜ合っているかもしくは間違っているかを確認し理解します。

例えば問題に人物名が記載されており、その人物名が不正解であった場合は正解の人物名の周辺知識を確認します。同時に不正解であった人物名の周辺知識も確認します。この方法により、一つの問題で二人の人物の理解ができます。私の使用したテキストのリンク先を紹介します☟

2026年版 ユーキャンの保育士 過去&予想問題集 (ユーキャンの資格試験シリーズ) [ ユーキャン保育士試験研究会 ] 楽天で購入

過去問は出題頻度の高い問題に厳選されています。また予想問題も付録としてあり、実力を確認するためにも使えます。ただ予想問題は個人的に難易度が高めと感じました。この予想問題もひたすら解き進め、理解を深めました。

また過去問+予想問題集も毎年変更がありますので、最新のものを用意しましょう。

3.YouTube

過去問+予想問題集を行った際、解説を読んでも理解ができないときに使用しました。私の場合は保育実習理論の音楽は、動画で学ぶことの方が理解がしやすかったです。また中には制度や法律などを、流し読みしている動画もあります。

特に保育所保育指針(保育所における保育の内容や、これに関連する運営等について定めたもの)は、筆記試験に頻出項目で、何度も聞くことで覚えることもできます。身体を少し動かしつつイヤホンを使用し聞いたり、通勤時などBluetoothでつなぎ聞くのもおすすめです。

ただし運転中は運転に支障がない程度にしましょう。

周りに保育士試験を一発合格することを伝える

独学という特性上、継続が難しくなることもあります。受験する目的を明確にしていても継続が難しくなることもあります。そんな時「今回受からなくてもいいか」と思ってしまうこともあります。

しかし本当にそれでいいのでしょうか。費用を抑える、スケジュール管理がしやすいなどのメリットで独学を決めたのに、一発合格しなければその効果は薄れてしまいます。そういった時におすすめしたいのは、周りに試験を受け一発合格することを伝えます。周りに伝えることで、独学でも程よいプレッシャーを感じることができます。

必須ではないのですが継続が難しそうと思われる方は試してみてください。

ここまで記事をお読みいただきありがとうございます。今回お伝えした筆記試験対策は私の経験からとなります。保育士試験だけではありませんが、何かをできるようにするには個人差もあります。

ただ私はこの方法で保育士試験を一発合格しています。合格した人の対策方法を参考にすることも、一発合格への方法の一つだと思います。

これから保育士を目指す方に少しでも有益な情報となれば嬉しいです。

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