社会福祉士の資格を取ったその後

こんにちは、のんしんです。

この記事では、「社会福祉士の資格を取ったその後」をテーマに書いています。

みなさん社会福祉士という資格をご存じですか。この資格は福祉系の資格の中でも、専門学校等の教育機関などに通う必要もあり、またその後の筆記試験の難易度が高いことで業界関係者からは一定の評価を受けています。

私は過去に社会福祉士養成課程の専門学校(通信課程)に2年間通い、社会福祉士の受験資格を得て国家試験を受け合格しています。社会人になってからの専門学校通いであったため、休日はほとんど学校の課題や試験対策を行っていた思い出があります。国家試験の不合格も経験しており、2回目の試験で合格したため、社会福祉士取得には私なりにすごく力を入れていました。

では社会福祉士を取得してその後の生活にどのような変化があったのか。実際に社会福祉士の資格の意味について問われることもあります。

今回は私が社会福祉士の資格を取得し10年が経ち、その後の生活にどう影響していったかをリアルにお伝えしていきます。

勤め先の給料が増えた

一つは勤め先の給料が増えたことです。当時特別養護老人ホームの生活相談員をしていましたが、社会福祉主事任用資格で業務を行っていました。これが国家資格の社会福祉士を取得したことで資格手当がつ増額され、給料が上がりました。具体的には主事任用の時は月20,000円だった資格手当が、社会福祉士取得後は月25,000円になりました。

勤め先によっては社会福祉士取得により、給料が増えるケースがあるみたいです。

社会福祉士の仕事が経験できた

私の場合社会福祉士を取得したことで、過去勤めていた社会福祉法人で、地域包括支援センター社会福祉士への配置転換を経験することができました。それまでは介護施設の相談業務を中心に行っていましたが、これも社会福祉士を取得したことでいただけた話であったと思います。さらに現在は児童発達支援・放課後等デイサービスで、児童指導員の仕事も行えています。この仕事も社会福祉士の資格を元に行えています。

社会福祉士取得によって、仕事の幅を広げることができ様々な経験を得ることができました。

仕事に対しての自信がついた

私の場合は社会福祉士取得により、仕事に対しての自信がつきました。取得前は前述した通り、社会福祉主事任用資格で生活相談員を行っていました。ただ当時の勤め先では何となく肩身の狭い思いをしていました。それは任用資格という事で、国家資格でないことから同じ勤め先の方から非難を受けていたからです。それはごく一部の方だったのですが、そのことから私は仕事に対して自信を失っていたのも事実です。その為見返したいという思いも社会福祉士取得の過程ではありました。社会福祉士の資格取得をして以降、そういった非難の声がなくなったこともあり、自信につながった部分もありました。

私は国家資格という言葉に劣等感を感じていたのだなと思います。

少しだけ尊敬された

社会福祉士を取得したことで、一部の福祉関係の仕事で関わる人たちから「社会福祉士持ってるんですね、すごい。」と言われることもありました。嫌な気持ちにはなりませんでした。最近(R7.8時点)では合格率も上昇しているとはいえ、取得まで一定の難しさがあるという部分もあるからだとも思われます。

資格へ挑戦意欲がわいた

社会福祉士を取得したことで、「自分でも難しい資格を頑張ればとることができる」と自信になり、他の資格へ挑戦意欲がわいてきました。私の場合は相談援助に関わるところから、介護支援専門員や宅地建物取引士にも挑戦し合格できました。他の資格への足掛かりにもなったと思います。またサービス管理責任者の資格も、勤めていた職場から研修への打診があり研修を受け取得ができました。

地域に目を向ける考え方がでた

私は介護施設で相談援助の経験が中心となっていたのですが、資格取得前は施設ですべて完結しようと言いう考え方でした。しかし資格取得後は、地域に目線が向き始めるようになりました。どのように施設の利用者様を地域とつなげていくかを考えるようになりました。社会福祉士の勉強の中で、社会資源について学んだこともきっかけだと思います。

ここまで記事をお読みいただきありがとうございます。私の場合は社会福祉士の取得により、メリットが大きかったと思います。ただ社会福祉士は専門学校等通う事でお金や時間も要するのは事実です。給料面ではせっかく資格取得しても大きく反映されづらいのも事実です。社会福祉士の資格を取得しても、割に合わなかったと感じることがあるかもしれません。

そのため社会福祉士の取得に関しては、総合的に判断して自分に必要か考えてみると良いかと思います。そのうえで社会福祉士を取得しようと考えるのであれば、ぜひ挑戦してみてください。私のように給料面以外でのメリットを多く感じる人もいると思います。

社会福祉士に関し興味関心を持つ人にとって、少しでも有益な情報となれば嬉しいです。

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