
みなさん児童発達支援管理責任者研修をご存じでしょうか。
この研修は、児童発達管理支援責任者やサービス管理責任者という仕事に努めるために、原則受講しないといけない研修です。
児童発達管理支援責任者とは、(以下児発管)児童発達支援・放課後等デイサービスという機関で障害のある子どもにあった支援計画(個別支援計画)を作り、チームで実行・調整する責任者のことです。
ちなみにこの児発管と似た仕事でサービス管理責任者(以下サビ管)という仕事もあります。支援計画を作り、チームで実行・調整する責任者という部分は同じですが、対象者が大人で対象サービスは就労継続支援や生活介護といったサービスになります。
この児発管とサビ管は似た過程で研修を受けるのですが、始めに受講する基礎研修は同じになります。児発管を目指す人もサビ管を目指す人も、同じ基礎研修を受けるということです。
私は今回児発管を目指し、児童発達支援管理責任者基礎研修(以下児発管基礎研修)を令和7年12月に受講しましたが、その研修グループにはサビ管を目指す方たちもいました。
この児発管基礎研修ですが、社会福祉協議会や民間など様々な機関が行っています。
私は今回、株式会社学研ココファン(以下学研ココファン)という会社でオンラインの児発管基礎研修を受講しました。
その経験から、学研ココファンの児発管基礎研修のおすすめ度について(1~5段階評価、5が最高で1が最低)お伝えしたいと思います。あくまで私個人が受講してどのように感じたのかをお伝えしますので、ご了承ください。
① 研修について
研修を受講する際に、一番気になる部分が研修内容についてですよね。学研ココファンでの児発管基礎研修は研修内容が決まっています。
これは学研ココファン独自とかではなく、どの機関で受講しても児発管基礎研修の研修内容は決まっているのです。研修というより資格のイメージが強いので、研修を行う機関ごとで研修内容が違い過ぎると困りますよね。なのでどの機関も研修内容自体は大きく差がないのです。
ただすべて同じかというとそうではありません。研修内容を伝える講師や場所、時間の取り方などは違います。私はオンラインで事前学習をし、その後1日(9:00~18:00)かけてZoomでオンライン演習を1日行うという内容でした。そういった違いについて今回は評価をしていきたいと思います。
まず講師について。研修内容についてのポイントをわかりやすく説明をされていてわかりやすかったと思います。ただ私の受講した時は活舌の悪い方が講師であった為、オンラインではさらに聞き取りづらさを感じたのも事実です。特に大きな支障はありませんでしたが、気になる方もいたのではないかなと感じます。
次に事前学習と演習についてです。事前学習内容は比較的わかりやすかったのですが、事前学習に付随した課題はとてもわかりづらかったです(後述します)。
私はここでトラブルが発生して、研修主体と連絡を取ることがあったのですがとても困ることがありました。
演習は1日ですが、8割ほどはグループワークでした。事例に基づいて個別支援計画を作り、ロールプレイを行うような内容です。事前課題もありその内容をグループで確認し進めていく感じです。
その為1日といっても、演習はあっという間に終わった印象でした。休憩も適宜あり私自身は困りませんでしたが、グループによっては指定していた休憩時間を取れないといったところもあったみたいです(事実かはわかりませんが、発表の時に話していました)。
全体的に研修内容自体は評価は高く、おすすめ度としては「4」としたいと思います。課題のわかりづらさが若干のマイナス点ですね。
② 研修費用について
学研ココファンの児発管基礎研修費用は、税込み49,500円でした(R7.12受講時点)。他の機関で研修費用も調べましたが、何千円も価格が変わるということはありませんでした。ちなみに私は、相談支援従事者研修を受講した過去があり免除となっていましたので、税込み33,000円でした。
費用についてはおそらくどの機関も大きく変わらないのではないかなと思いましたので、評価としては「3」です。結構な価格ではあるので、どちらでもないという評価ですね。
③ 運営主体(学研ココファン)について
研修主体(学研ココファン)の対応についてですが、私が学研ココファンと関わり感じた事の評価となりますのでご了承ください。
私が学研ココファンとのやり取りがあったのは、①基礎研修申し込みの流れ②事前学習中のトラブル発生についての質問の返答③演習などの連絡についてです。
まず基礎研修申し込みの流れですが、結論めちゃくちゃ困りました。
学研ココファンですが基本的に質問はメールで対応します。そして、その返答には3~4日かかるのです。
基礎研修申し込みに必要な書類を早急に用意した私は、指定フォームから送りました。その結果がホームページで公表されていた期間よりも明らかに遅れていたり、不備の合った書類についての連絡が遅かったりととても困りました。
結果として緊急性が高いと判断し電話で確認をしたのですが、メールでのやり取りを推奨してるのでトラブル回避については迅速に対応をしてほしいなと感じました。
また事前学習のトラブルについても同様でした。
結果として申し込み完了の通知が遅れ、私が事前学習を始めるのも遅れてしまいました。学研ココファンでは申し込み完了したら研修費用を入金し、その後受講が可能となるのです。
しかしこの遅れがトラブルとなりました。受講可能となった日以降に事前学習をオンラインで行ったのですが、全ての講義を終了した後に課題がありました。その課題を完了し送信フォームを通して送ると、なんと期日が定められていて1日過ぎているのです。
課題提出日は、受講可能となった日の次の日(12月2日に受講可能となって課題提出期日が12月3日)設定され、事前に案内やホームページ等に記載があったわけでもありませんでした。
この件についてもメールで確認しましたが、なかなか返信がありませんでした。仕方がなく電話で確認すると担当者から、「課題の提出期日は目安で、最終的に提出確認をするのは演習の3日前」と言われました。
個人的には、それは事前に伝えるべきだったと思いますね。
後は演習時に講師に研修内容をつなげる事前連絡を行っていましたが、まあ事務的な連絡なので特段不備はなかったです。
運営主体の対応は、私自身とても困る対応でした。評価としては厳しいですが「2」としたいと思います。本当は1にしたいくらいですが、結果的には何とか受講ができたので2としています。
④ 研修頻度について
児発管基礎研修は様々な機関で行っていますが、学研ココファンでは月1回くらいのペースで開催されています。社会福祉協議会などは年1回の開催なので、この開催頻度は多くスケジュールの融通が利きやすいと思います。児発管やサビ管は実務経験などの要件もあるので、要件を達し次第受講しやすいのはいいですね。
評価としては「5」です。月1度の頻度で行ってくれるのは大満足です。オンラインで受講もしやすい点も評価が高いです。
⑤ まとめ
学研ココファンの児発管基礎研修について、私なりのおすすめ度を経験からお伝えしました。
総評としてはおすすめ度は「3」ですね。
研修内容や実施頻度などは満足のいくものですが、とにかく研修主体の対応が遅くあいまいです。このマイナス評価が個人的にかなり大きかったです。
対策としては、かなり余裕をもって研修申し込みをしたほうが良さそうです。またメールでの連絡と書いていますが、緊急性が高いと感じた事に関しては、電話をした方が良いと思います。
期日に余裕のあるスケジュールであればおすすめはできると思いますが、スケジュール上余裕がない場合はあまりおすすめができないのが正直なところです。私の対応をされた担当の方の事がマイナス点だったので、学研ココファンすべての評価はできませんが、困った対応をされたのは事実です。
ただ研修内容は充実していてすごく勉強になりました。このあとOJTがあり実践研修もありますが頑張っていきたいと思います。
児発管やサビ管の基礎研修を考えている方に、少しでも有益な情報となれば嬉しいです。


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