介護支援専門員実務研修受講試験の攻略法 -独学でケアマネジャー試験を突破した方法について-

毎年10月第2週に実施される介護支援専門員実務研修受講試験(以下ケアマネジャー試験)。

4月頃にはの試験日時も決まり、試験対策の準備をされる方もいるのではないでしょうか。

介護支援専門員(以下ケアマネジャー)は、介護保険法に位置付けられた、介護を必要とする高齢者やその家族を支援する専門職です。

このケアマネジャーになるには、ケアマネジャー試験を合格し、その後の介護支援専門員実務研修を受講することで資格を得ることができます。

しかしケアマネジャー試験の合格率は20%前後と難易度の高い試験となっています。

私自身は、ケアマネジャー試験に過去2回独学で挑戦し、合格をしています。

難易度の高い試験とはいえ、ケアマネジャー試験は独学で突破することが可能な試験なのです。

そこで今回は、私が実際に取り組んだケアマンジャー試験対策や落ちたときの失敗例をお伝えしていきたいと思います。

これからケアマネジャー試験に挑戦される方にとって参考になれば嬉しいです。

ケアマネジャー試験に合格するには対策必須

まず始めに大切なことをお伝えします。

それはケアマネジャー試験に関して何の対策もしなければ受からないということです。当たり前だと思われるかもしれませんが、あえてお伝えしているのには理由があります。

それは不合格だった人の傾向として、合格基準点に数点足りていない状態であると思われることです(あくまで個人の意見になりますのでご了承ください)。

ケアマネジャー試験は、①介護支援分野25問②保健福祉医療分野35問の合計60問あります。ここで注意が必要なのは、分野ごとに合格基準点を満たす必要があることです。

令和7年度ケアマネ試験であれば、介護支援分野が18点以上、保健福祉医療分野が25点以上で合格となっています。そのためどちらの分野も合格基準点を満たしていなければ不合格となります。

またこの合格基準点は、毎年受験者のレベルにより変わります。おおよそ介護支援分野が15点±3、保健福祉医療分野が24点±2点が合格基準点となっています。

令和7年度ケアマネ試験では、介護支援分野が18点以上得点できていれば合格なのですが、数点足りずに合格できなかった人も多くいると思います。

しかしこの「数点足りない」状態というのは、決して試験対策をした人ばかりではないと考えています。

私もケアマネジャー試験を過去2回受けましたが、不合格の1回目は全く試験対策を行いませんでした。しかしその時の得点は、自己採点で介護支援分野が合格基準点に2点足りない状態でした。保健医療福祉分野は合格基準点に達していたので、「惜しい結果だった」と一度は感じました。しかし全く惜しくはなかったのです。私の周りにも(当時勤めていた職場の人たち)試験対策をせず、数点足りなく不合格だった人が多くいました。

つまりケアマネジャー試験は、試験対策をしなくてもある程度は点数が取ることができる(あくまで個人の意見です

しかし合格基準点に達する為には、試験対策をしっかり行う必要があるということです。ケアマネジャー試験で合格している人の多くは、あと数点合格基準点に足りないという状況を作らないために、しっかりと対策をしているのだと思います。

ケアマネジャー試験対策時間は「120時間」を目安

ではケアマネジャー試験対策にはどのくらいの時間が必要なのか。

私の経験談からお伝えすると、「120時間」を目安にスケジュールを組むといいかと考えます。

実際に私がケアマネジャー試験対策を行い、合格した時は150時間勉強をしました。自己採点で介護支援分野22点、保健福祉医療分野30点の得点を取ることができました。余裕をもって合格基準点に達することができたので、多少対策時間は少なくても良いと感じました。

そのためケアマネジャー試験を挑戦される方は、「120時間」を目安にスケジュールを組むことをおすすめしたいと思います。

必要なものは過去問+介護保険法の情報

ケアマネジャー試験対策に使用したものを紹介します。

私の場合ケアマネジャー試験対策では、過去問+介護保険制度の情報を使用しました。参考書や一問一答など様々な試験対策ツールがあります。しかしケアマネジャー試験に関しては、過去問と介護保険制度の情報を押さえておけば合格できると考えています。

なぜならケアマネジャー試験の内容の多くは、過去問とほぼ同じもしくは似たような問題が出題されているからです(R8.3現在)。その為、過去問で対策することは必須となってきます。

過去問での対策方法についてですが、ひたすら解きどの選択肢も理解できるようにしておきます。1~3周目は時間を要すると思いますが、徐々に正答率も上がっていきます。

私の場合過去問5年分を10周ほど行って、9割ほど理解が進んだ状態になりました。

ただし過去問だけではケアマネジャー試験を突破するのに少々情報が足りないと思われます。

なぜなら、ケアマネジャーが仕事上扱う介護保険法というのは定期的に改正があるからです。その為直近の介護保険法情報は押さえておく必要があります。

介護保険法の情報は、インターネットでも確認できます。厚生労働省のホームページが確実だと思いますが、近年では専門家が改正のポイントをわかりやすく説明しているサイトや動画配信もあるので参考にしてみても良いかと思います。

参考までに私の使用した過去問題集のリンク先を紹介します。解説もわかりやすく、問題数も問題ありませんでした。ただ問題集は毎年変更がありますので、最新のものを用意しましょう。

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介護支援分野の対策を厚めに行う

ケアマネジャー試験対策は、特に介護支援分野の攻略が合格へのカギとなります。

保健福祉医療分野ももちろん大切です。

しかし私の周りでは介護支援分野で得点が足りず、不合格となっている人が多い印象です。その理由として、介護現場での仕事経験で対応できない問題が多いことがあげられると思います。

保健福祉医療分野では、介護現場での仕事経験で対応できる試験問題も出題されています。そのため介護福祉士を基礎資格とした受験者が多いケアマネ試験では、比較的解きやすい内容であると思われます。

ただし介護支援分野は傾向が異なり、介護保険法の内容を問われることが多いのです。そのため問題の解きにくさを感じるのだと思います。

ただ介護支援分野は、過去問の範囲を理解すれば対応可能です。介護保険法自体は、丸暗記するにはものすごい量となります。

しかしケアマネジャー試験の出題傾向としては、出やすい条文等もあります。過去問対策をする中で、自然と出やすい条文等に触れていくことが出来ますので安心してください。

まとめ

今回はケアマネジャー試験において必要な時間と対策方法について、私の経験談からお伝えさせていただきました。

ケアマネジャー試験は難しいですが、前述した通り対策をしっかり行うことで合格が可能です。そして合格への近道は、過去問と介護保険法の情報です。

この部分をしっかり押さえることで、みなさんがケアマネジャー試験を突破できることを願っています。

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