うつ病及び適応障害から仕事復帰して1年間意識していたこと

こんにちは、のんしんです。

この記事では、「うつ病及び適応障害から仕事復帰して1年間意識していたこと」をテーマに書いています。

今回は私のうつ病完治後に仕事復帰して1年間意識をしていたことを書いていきたいと思います。

昨年(令和6年)10月に以前勤めていた職場を、うつ病及び適応障害が原因で辞め現在の職場に転職しました。一応初めの診断ではうつ病等結果でしたが、診察を繰り返すごとに最終的に適応障害という診断となりました。

私の場合約3ヶ月の休職を経て徐々に回復していき、主治医と相談の上以前勤めていた職場を離れることで現状元気に過ごせています。

ただ転職し仕事へ復帰してからは、私の中で「二度とうつ病や適応障害を繰り返さない」という意識が強く、復帰後のルールを決めていました。

結果的にそのルールを守り、現状大きな体調の変化もなく仕事を続けられているので、ルールを決めておいてよかったと思います。

そこでうつ病及び適応障害から仕事復帰後の私のルールをお伝えし、これから仕事復帰をされる方への参考となればいいなと思い、記事を書いていくことにしました。

ルールその1 「一日の役割を決める」

私の中で一番大きく変えた部分ですが、一日の役割を決めることを意識していきました。以前までは全くできていなく、自分の役割を把握できていませんでした。以前の私はとにかく振られた仕事を片っ端からこなしていました。これはメリットもあるのですが、私の場合デメリットの方が大きかったです。なぜならいつまでにやるという判断がだんだんブレてきたからです。自分の役割を果たせていない状態で、次から次へと仕事を受けてしまってパンクしてしまったのです。仕事を家に持ち帰ることになり、毎日仕事の事を考えていた記憶があります。

そこで復帰してからは、「一日の役割を決める」ことを意識するようにしました。今日の自分の役割な何なのかをしっかり把握します。逆にこれ以外の仕事は極力断るようにしました。緊急性が高い場合は受けることもありましたが、1~2ヶ月に1回あるかないかでした。

これを意識することで、自分の役割をこなすために時には仕事を断るという事ができるようになります。仕事を断るという事は一見悪く聞こえるかもしれませんが、何でも受けて身体を壊してしまった自分にはこれくらいしないと繰り返すと思ったのです。

ルールその2 「月に2日はやりたいことをする」

仕事復帰後のルールの2つ目は、「月に2回はやりたいことをする」ことです。私の性格上どうしても仕事に関して不安がぬぐい切れず、休日を返上して勉強などを行っていました。

社会人でここまで追い込んで耐える方もいます。私はそういった方はすごいと思います。でも自分は違ったのです。結果としてその状態は体調不良を起こす原因となっていたのです。

性格上すべてを変えることはできないと思い、せめて2週間に1回は意識して身体を休めることにしました。具体的には娘たちとひたすら遊ぶ、嫁さんと外出する、好きな漫画を読む、好きな音楽を聴く、お笑いを見るなどです。決めた日は一切仕事の関係や勉強をしないようにしました。勤務表が出たら休む日をすぐに決めます。どうしても月2日調整ができない場合は嫁さんに相談しました。

意識してやりたいことをすると、気持ちもリセットでき仕事に向き合うことができます。働き盛りであるからこそ、休みを重要視しないといけないと思い決めたルールになりました。

1年たった今、仕事と休みに上手くメリハリをつけることができていると思います。

ルールその3 「運動をする」

仕事復帰後のルール3つ目は「運動をする」ことです。休職中に読んでいた本で、身体が弱ると精神も弱くなるということが書いており、少しずつ運動をしていました。軽くストレッチ、2日おきにウォーキングや軽いジョギング、腕立て腹筋を数十回と無理ない程度でしたが気分転換にもなりました。仕事に追われていた時は、全くと言っていいほど運動はできず体重も増加していました。今思えば精神的に弱くなりやすい身体だったのだと思います。

無理ない程度に続けてきた運動も、復帰後1年順調に過ごせた理由に一つだと思います。

ルールその4 「親しい人となんでも話す」

私の決めたルール最後の1つが「親しい人となんでも話す」ことです。私の場合は嫁さんでした。なんでも話すことができる人がいたのは一番の救いだったと思います。基本的に外出や、仕事が落ち着いた日に晩酌をしながら嫁さんに何でも話すようにしています。仕事に追われていた時は会話が少なかったわけではありませんでしたが、話す内容は気を使っていた気がします。定期的になんでも打ち明けることができる現状は、体調を上手くコントロールできている理由の一つだと思います。

ただそういう方がいない方もいますよね。その場合公的なサービスを利用するのも一つの手だと思います。同じような境遇の方で集まったサークルなどもあるみたいです。私もそういったサークルへの参加も考えたこともありました。一度検討してみても良いかもしれませんね。

ここまで記事をお読みいただきありがとうございます。今回はうつ病及び適応障害から仕事復帰後1年間私が意識していたことを経験談からお伝えしました。うつ病や適応障害の治療時期は本当に大変です。私はその中でも早い段階で抜け出せた方なのかもしれませんが、二度を同じ繰り返しをしたくないと感じました。

でも同じように苦しんでいる人もまだまだいると思います。今回私の経験をお伝えし、苦しんでいる人の支えになりたいと感じ思いを書いていきました。

少しでも多くの方にとって有益な情報となれば嬉しいです。

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